▲人より得をした人生に気付けなかった主人公

白薔薇の呟き≫

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こんにちは、白薔薇です。

寒さも2月が本番でしょうか;; 冷え症で手が固まってしまいますね・・

キーボードをカタカタ・・指の運動に励みたいと思います笑

今回は ”過去の自分を振り返る” 

自分のこれまでの整理に・・ナルシーな自伝記事です。

 

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  1.  人生を変える旅
  2. 遅れた人生の階段
  3. 人生の転機に現れる占い師
  4. クズだから気付いた事

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 1.人生を変える旅

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”占い”については、昔から【壷を売られる商売 】という印象が強かったです笑

学生の頃は、心霊は興味があるものの、あまり占いの世界と関わる事はありませんでした。

 

内気な訳では無いけど、元々人嫌いだった私は

専門学校卒業後、世間のソシャゲフィーバーに肖り・・・

安いアパートで、フリーの絵描きとして、細々ながらお仕事させて貰っていました。

そんなあたりから・・

 

近場でエスニックな古民家カフェを見つけ

宇宙の配置図(多分ホロスコープだったと思う)や、数秘術に触れました。

 

カフェや周りの人達に感化され

私は原付で1か月という短い旅をしたんです。

 

旅先では、本当に変わった人達に出逢いました。

休日は娘さんと全国の城廻をする親子と食事をし

迷った山奥で、ロードバイクのライダーに山越えの道案内で助けられ

不思議な占い師や、路上で活動するオーラを描くアーティストに逢ったり

 

所謂 ”へんなひとたち” に出逢う機会が沢山ある期間でした。

 

それは凄く幸せな時間で

人生で初めて、生きていく希望を見出したように思えたんです。

 

 

 2.遅れた人生の階段-------------------------------

 

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旅が終わり、私も世間一般でいう適齢期を迎えた女

身内からの結婚コールに、親も親戚も、顔を合わせれば『実家へ帰って来なさい』

 

実家にも帰りたくはない、結婚も考えられない・・・

 

そんな状況から逃れる為に、”一般的な人間” 年相応の大人”にならなければ・・・

という気持ちに駆られて、会社務めを始めました。

 

しかし・・これまで自由気ままに生きた人間・・

アルバイト経験はあれど・・社会のなんたるかを知らない蛙・・

 

見栄を張るのは旨い口の軽さ

●人見知りな上に、協調性が無い性格

●好き嫌い、白黒はっきりしていないと理解出来ない

●ぼーっとしている事が多く、興味が無いと自発性が無い

 

ちょっと書き出すだけでも最低な性格ですが・・・

それでも・・それでも、こんな最低な私でも

 

●周りに愚痴を言わない、人の話をただ聞いてるだけ

●ミスは多くても、努力はする

 

これがあったのが救いだったのでしょうか。

会社を首になる事はありませんでした・・・。

 

ですが、上長、リーダーからは特に嫌われ孤立する事が多く

自ら辞職を繰り返していました。

 

3社目、ここがダメなら実家に帰ろう・・そう思って入った会社

女の事務島ほど怖いものは無い・・笑  結果は一番酷いものでした。

 

だけど

上手くいかなかったのは全て理由があったように思います。

 

私自身の態度

 

協調性の無さ ●覇気の無さ ●笑顔の無さ 

そして最後の会社では

守っていた、人に愚痴を言わない、という事すら守れていませんでした。

 

何よりも、悪い点を改善しようとはせず

その場所が悪いんだろうと、会社を辞めて解決してしまう性格

 

今思い返せば

嫌々ながら(多分ね) 上長は食事会を開催し、嫌われていたと不安だった仕事仲間は、

仕事終わりの飲み会や、ゲーム会に誘ってくれていた。

チームリーダーは、個別に悩みは無いか? と聞いてくれていた。

 

自分都合で辞めたフリーランス

貯金が出来る程の給料を頂き、キャリアの薄い私を会社に入れてくれた担当者さん

恩返しもロクに出来ない私に、宝払いと、長く仕送りをしてくれた家族

 

何一つ気付けず

悲劇のヒロイン孤独の女王を気取っていた。

全て無くして、当然の報いだったように思う。

 

 

 3.人生の転機に現れる占い師-------------------------------

 

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3社目の会社を辞職し・・実家に帰らせて頂きます・・。

 

とはならない、この往生際の悪さ!

実家に帰る選択肢もある・・そんな幸せな悩みすら重く

傍からみたらとんだクズ野郎な私だけど

当の本人は悲劇のヒロインですから、他の事など考えたくもない!

 

頭は回らず、体は重く

3年貶され続けたように感じた毎日で、私は勝手に人間不信になっていました。

 

そういう時って、占いの話が耳に届きやすいのかもしれません。

当たる占い師の話を耳にしました。

占いをあまり信じない友人の事だったので

この先の進路がお先真っ暗な私は、ひょいと足を運ぶ事に・・・

 

昔もよくやってもらった四柱推命

言う事は一般的に同じような内容だし・・こっからは追加料金とかなのかなー

などと、すさんだ考え方でお逢いする。(本当失礼)

 

玄関で出迎えくれたのは、くしゃっとした笑顔の元気そうなお爺さんだった。

応接間に通されて、お茶を入れてくるからね、と出て行くお爺さん。

 

待つ間に本棚を見ると

古く黄ばんだ、魔術書のような分厚さの本から、ビジネス自己啓発系の文庫まで・・

天井まで伸びる本棚にミッチリと詰まっていました。

 

しばらくしてお爺さんはお茶と共に

A4用紙にビッシリと手書きされた紙を2枚

私の星周りが描かれた四柱推命の本を差出して、軽い世間話を交えた後

 

時間制限は御座いませんか?と言いたくなるほど丁寧に

私の性格分析を細かくまとめて話してくれた。

これから先の行動指針となる分岐点、性格的にどういう行動に出やすいかなど

 

兎に角、今までの占いとは段違いに

商売っ気無い結果報告をしてくださった。

 

他に何か質問とか、聞きたい事無いの?

と、料金外じゃないんですか?と言いたくなるような優しい対応

 

占いどうこうより

まず、他人にこんな優しく出来る事に涙が出そうだった。

 

プラスで質問聞いたって自分の得にならないじゃん?

性格診断以外の部分って追加料金じゃない?時間超過してない?とか

 

私のお金に換算させてしまう脳がショートした瞬間だったかもしれない笑

 

鑑定が終わった帰り際

玄関で見送るお爺さんは、私に一言

 

『笑顔が素敵なんだから、笑わなくっちゃね。頑張って』 

 

と言ってくださった。

帰り道、私はその言葉を何度も繰り返して泣いていました。

占いの結果では無く

 

笑顔が素敵” そう褒められた事

がんばれ” 心から紡がれた純粋な応援

 

優しくされた事が、ただ嬉しかった。

 

 

 4.クズだから気付いた事-------------------------------

 

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実家に帰らなかったのは占いの結果で、一人の方が大成する と言われたからか

実家で自分の居場所を見いだせない幼少期があったからか・・

実際の所・・まだ大成してはいないから

理由は後者なのかもしれないけど笑

 

私は帰らなかった。

 

ただ、このまま同じ事を繰り返しては意味が無い。

 

自分の悪い部分を書きだして変えられる部分は意識していく

変えようとすると傷つく不安定になるものについては

環境を合わせてみる事にしました。

 

≪自分が努力する事≫

見栄を張るのは旨い口の軽さ

 これは良く言えば営業ポイントになるから伸ばす方向で

 だた等身大の台詞は意識する

 ●ぼーっとしている事が多く、興味が無いと自発性が無い

 色んな事に興味持つ、取りあえずやってみる、続けて見る

 ●ミスは多くても、努力はする

 経験を増やして、メモを取るように心掛ける

周りに愚痴を言わない

 言ったら一千倍くらいで不幸が返ってくる!

覇気の無さ

 カラオケ行って声出す。失敗しても何度もチャレンジして声出す

協調性の無さ

 これは半々・・時と場合を考える事にする

 

≪環境を選ぶ事≫

●協調性の無さ

 協力できる人達を選ぶ 

 または極力単独行動メインの環境を選ぶ

 ●好き嫌い、白黒はっきりしていないと理解出来ない

 好きな人が多い場所で過ごす

 【※自分がグレーなのに他人に白黒求めない】

笑顔の無さ 

 笑顔の練習はする、毎日顔筋トレは心掛けるが・・

 集中すると無表情なのは努力云々じゃないから、環境でカバーできる所を選ぶ

 

 

そして一番大切な事は

 

人の優しさに気付けるようになる事

嬉しくない、興味ない事だったとしても、してくれた人の理由を汲み取る事

 

 

全てがクリアされてる訳では無いと思うけど

 

私は、またフリーランスという自分の空間で仕事をしたかったため

過去の知り合いや、会社にかたっぱしにメールを送って営業をした。

 

その中で、返信をくれた人がいて

私は一歩進ませて貰う事が出来た。

 

クズだけどクズだからって諦めてはいけない

過去が帳消しになる訳じゃないけど・・・

 

学んで、返していけばいい

どんだけダメな人間でも、悪かった事を見直して

一歩進んで二歩下がってそんな人生だってあると思う

 

 

知らない人を救ってくれたあの占い師さんのように

心に空いてる穴に絆創膏貼ってあげられる人になる

 

こいつ・・って思う人にも

まぁいろんな人生あるわなって、お酒1杯くらい奢れる人になる

 

ちゃんと、人がくれた優しさに気付ける人になる

 

クズだから気付いた事

いつでも、クズを辞める努力は始められる。

ゴミ箱に捨ててきた嫌な過去の中に、きっと優しさが埋まってる。